2024年03月21日

【タグ・ホイヤー】カレラの60年の歴史から新たな章の始まり!

どんな時代でもモダンなタイムピース カレラの60周年を記念してタグ・ホイヤーはコレクターの間で大人気の「グラスボックス」デザインにインスピレーションを受けた2つの新しいスペシャルモデルを発表します。



Watches and Wonders(ウォッチ&ワンダー)、ジュネーヴ – 2023年3月27日:
スイスの高級時計ブランド タグ・ホイヤーは、グローバルなアイコンウォッチ、タグ・ホイヤー カレラの60周年を祝います。タイムレスなこのモデルは60年間、パフォーマンス性の高いデザインとモーターレーシングのDNA、そしてそのサクセスカルチャーを定義付けてきました。






1963年の発表以来タグ・ホイヤー カレラは、野心と達成、そして品位を表すシンボルになっています。これまで60年の間、ミック・ジャガーやジェームス・ハントからライアン・ゴズリングまで、クールなアイコンたちの腕を装ってきました。スイスのメカニックと精密さに裏付けられた、常にスタイリッシュなプロフィールは色あせることはありません。

カレラの60周年を記念してタグ・ホイヤーが発表する2つの新モデル、タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフとタグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ トゥールビヨンの両モデルは、タグ・ホイヤーのコンテンポラリー ウォッチコレクションのデザインの要になることは間違いありません。



アイコンの誕生

タグ・ホイヤー カレラ生誕のストーリーは伝説として語り継がれています。 それは1960年代初頭、社長に就任したばかりの若きジャック・ホイヤーが観戦したフロリダのセブリング12時間レースから始まりました。そこでジャックはロドリゲス夫妻に出会います。夫妻の若い息子はその時すでにレーシングドライバーへの道を歩んでいました。

夫妻から1950年代初頭にメキシコで5回だけ開催された、スピードと危険を伴った公道レース「カレラ パメリカーナ」の話を聞きました。




カレラにはさまざまな意味があり、「レース」「キャリア」あるいは単に「道」と訳されます。 60年代の自由な風潮の中でジャックは、レーサー精神を体現する「カレラ」が、若くスタイリッシュで上昇志向の強い世代にアピールする完璧なネーミングだと考えました。

ジャックはチューリッヒの著名なスイス連邦工科大学を卒業し、電気工学を専門とするプロダクションエンジニアでした。また文化にも関心を持ち、ブラジルの建築家オスカー・ニーマイヤーや家具デザイナーのルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエなどの作品に惹かれ、寮の部屋にイームズのラウンジチェアを購入しようと貯金したこともありました。

ジャックはこのふたりのアイコン的な建築家の作品の中に、モダニズム、機能性、美しさ、さらに独自のスタイルを創造する能力を見出しました。これは彼が監修した時計のデザインにも影響し、さらにタグ・ホイヤー カレラにも受け継がれています。

ホイヤー カレラ のデビューは1963年。考え抜かれたデザインとジャックの哲学を明確に表現したモデルでした。まず、ツールとして使いやすく機能的、すっきりした視認性の高いデザインが特徴で、ユーザーの目をそらすような余計な要素はありませんでした。その一方で、モダンで独創的な面も備えていました。例えばジャックの提案で、タキメーターのスケールがテンションリングに取り込まれました。これはクリスタルを固定して時計を埃や水から保護する、カレラ独自の革新的な機構になりました。

ピュアでシンプル、機能的なデザインも美しさの秘密です。ダグ・ホイヤー カレラは60年の歳月を経て時計バイヤーやコレクターに愛され、業界のアイコン的な存在、そして華々しい成功を収めました。ジャックのインスピレーションあふれるビジョンは、60年前と変わらず今でも健在です。






新しいタイムレスクラシックなデザイン、タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ

タグ・ホイヤー カレラの60周年記念に合わせて、タグ・ホイヤーのデザイナーと時計職人たちは、フォルムに手を入れて改良を加えました。

まず手始めはステンレススティール製のケースからです。直径39 mmのケースは一般的ですが、あらゆる腕元に快適にフィットするよう、人間工学に基づいてアップデートしました。


このケースに使用されているサファイアガラスは、1970年代のカレラモデルにみられるドーム型のヘサライトガラスに似ていますが、タキメータースケールの曲線に沿ってダイヤルのエッジまでシームレスに成形できるように新たに開発されました。 同様に、フランジとインデックスにもカーブを持たせ、時計のシームレスな美しさと一貫性、視認性がさらに向上しました。ジャックが当初目指していた機能を守りつつ、見た目の美しさにとどまらず、広い角度で読み取れるようにしました。

同様に新しいプッシャーも、ユーザーにとってできる限り使いやすい形状と位置になるように改善されました。タグ・ホイヤー カレラ はいつまでも、目的重視のデザインを機能とフォルムで定義した精巧な時計です。

新モデルは2種類。ひとつはシグニチャーブルーのダイヤルにカーフストラップ、もうひとつは遊び心を添えたブラックとシルバーの「逆パンダ」ダイヤルです。このニックネームはダイヤルのホワイト/シルバーと本体のブラックとの鮮やかなコントラストから付けられました。逆パンダモデルは、1960年代のホイヤーカレラモデルの中でも特に人気の高いモデルで、初めてクロノグラフとカレンダーが付いた品番3147のダート12、そしてホイヤー カレラ の中でほんの数年間だけ限定生産された最も希少なモデルと言われる品番2447 NSに採用されました。ストラップはパンチング加工のブラックカーフです。

どちらの新モデルもホイヤー カレラの伝統的なクールで特徴あるフォルムを受け継いでいます。






時代共に歩み:進化し続けるキャリバー ホイヤー02

タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ の両モデルには、タグ・ホイヤーの自社製自動巻クロノグラフムーブメント ホイヤー02 が進化したムーブメントが搭載されています。

サファイアガラス製のケースバック越しに見える次世代ムーブメントはTH20-00と命名され、双方向巻き上げ式のローターが新たに搭載されました。(前モデルではローターが反時計周りに動いた場合のみ主ゼンマイが巻き上げ可能でした)

タグ・ホイヤーのムーブメントディレクターであるキャロル・カザピが監修したこの進化は、見た目以上の威力を発揮するはずです。日常の使用では、巻き上げがより速く確実になり、使用中の精度も向上しました。TH20-00ではタグ・ホイヤーのビジョンを受け継いで、技術とエレガンスを両立した時計とムーブメントが生み出され、より洗練された仕上げになりました。TH30-00とTH50-00と並び、タグ・ホイヤー新シリーズのキャリバーとして採用されました。

この2つの新作がそれぞれ、ひとつの不朽のフィロソフィーを体現しています。ブルーモデルはモダンさを受け継ぎ、ブラック&シルバーモデルはタグ・ホイヤー カレラのレースの伝統を受け継いでいます。サブダイヤルのスケールにも違いがあります。ブルーモデルでは日付表示を6時位置に、ブラック&シルバーモデルでは12時位置にし、クロノグラフの読み取りを邪魔しない設計になっています。

タグ・ホイヤーはこれらの時計を支える高度な技術に自信を持っており、両方の新モデルに5年間の保証を付けています。






相反するものと調和するタグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ

新しいタグ・ホイヤーは、1963年のオリジナルモデルの精神を踏襲して、矛盾しているように見える二つの思考を組み合わせています。

例えば断面図を見ると、ドーム型サファイアガラスのエッジがシームレスに曲線を描いているため、時計のシルエットが流線形に仕上がっていながら、力強く張り出したケースの角やアヴァンギャルドなラグを備える一面もあります。

それを実現するために、タグ・ホイヤーのデザイナーは表面にサテン仕上げとポリッシュ仕上げをバランスよく交互に使い、滑らかさと確信という二つのインパクトがある外見に仕上げました。それと同時に、丁寧に磨かれたエッジがスムーズな手触りを生み出しました。人間工学に基づきながら洗練されたデザイン、精密であり繊細、テクニカルながらエレガント。これはまさにジャックのビジョンが受け継がれています。



トゥールビヨンを搭載したタグ・ホイヤー カレラ初の「グラスボックス」が登場

タグ・ホイヤー カレラ トゥールビヨン クロノグラフ も登場します。エレガントなこの新モデルは、スポーティーなタグ・ホイヤー カレラ クロノグラフと同じデザインコードを採用しています。






この新モデルは、タグ・ホイヤーの新しいカレラ クロノグラフのデザインコードを踏襲し、基本のフォルムも共通しています。唯一の違いは、ダイヤルが6時位置でダイヤルが盛り上がり、トゥールビヨンのケージが見えるようになっているところです。

200年以上前に開発されたトゥールビヨンは、エスケープメントの周りを連続して回転するケージで、精密な機械式ムーブメントへの重力の影響を補正しています。今日でもこの複雑な形状をマスターしている時計ブランドはわずかであり、タグ・ホイヤーはこの技術をマスターしている数少ないマニファクチュールのうちの一社です。

新しいモデルはタグ・ホイヤーの自社製トゥールビヨン ムーブメントTH20-09を搭載しています。クロノメーターの認定を受けた自動巻ムーブメントはクロノグラフ機能も備え、パワーリザーブは約65時間。

トゥールビヨンの機械的な美しさを反映するために、時計の各エレメントが上品に仕上がっています。例えば、新しいタグ・ホイヤー カレラ トゥールビヨン クロノグラフ のカーブを持たせたサファイアガラスと流れるようなフォルムで、トゥールビヨンの美しさが広いアングルから楽しめます。ダイヤルでは、フランジとインデックスにも微妙なカーブを付けてクリスタルのエッジと調和させ、エレガントな雰囲気を醸し出しています。






細部のデザインが時計全体のデザインと視認性を高めています。アジュラージュ加工された深いブルーのサブダイヤルはシルバーのリングとのコントラストが鮮明で、クロノグラフがとても読み取りやすくなっています。ダイヤル外側に配された分目盛りは、アワーマーカーの鮮やかなオレンジが目を引きます。そして、クロノグラフの中心にある1960年代のレースカーのダッシュボードから着想を得た三角形の秒針は、ノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。

TH20-00と同じくTH20-09もタグ・ホイヤーのムーブメントディレクターキャロル・カザピとタグ・ホイヤーの技術チームが監修しました。双方向巻上げ式で、効率と精度が上がり、仕上げがよりハイレベルになりました。 本モデルは5年間の保証付きです。

細部まで上品な仕上げで、スタイリッシュでタイムレスなカラーパレットがこの時計の最大の特徴です。シグニチャーともいえるステンレススティール製の42 mmケースのタグ・ホイヤー カレラのブルーダイヤルは、サーキュラーサテン仕上げで、ブルーのカーフストラップを採用しています。サファイアガラスのケースバックからのぞくTH20-09がこの物語を完成させます。



伝統を受け継ぐ新グラスボックスを採用したタグ・ホイヤー カレラ

タグ・ホイヤーのデザイナーと時計職人たちは、タグ・ホイヤー カレラの伝統を踏まえながら未来への展望を語るように、この新しいコレクションを開発しました。ジャック・ホイヤーのオリジナルデザインは、伝統としてグラスボックスのタグ・ホイヤー カレラ 各モデルにはっきりと息づいています。それはタイムレスながらモダン、精密ながら繊細、エレガントながらテクニカル、人間工学に基づいていながら斬新、機能的ながら美しいアイコンモデルです。つまり、タイムレスでモダンなアイコンです。

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Posted by dormerramzyum at 17:57│Comments(0)
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